宮崎牛の焼き方
おいしい宮崎牛ステーキの焼き方
和牛の品評会にて日本一に何度も輝いた宮崎牛。
焼肉、しゃぶしゃぶ、すき焼きと食べ方はいろいろありますが
「宮崎牛はステーキで食べる!」という方のために、
ご家庭でもおいしく焼けるステーキの焼き方をご紹介します。
コツをつかめば、誰でも簡単に肉汁たっぷり、ジューシーなステーキに仕上がります。
宮崎牛の絶品ステーキの焼き方
宮崎牛のステーキをおいしく焼くためには7つの手順があります。
- まず、フライパン選ぶ!
- 定説通り、牛肉は焼く前に常温に戻しておく!
- 下準備(塩・コショウ・すじ切り)!
- まずは、強火で焼く!
- 返すのは一度だけです!
- お好みの焼き加減にします!
- 温かい料理は温かい器でいただくのが最高!
宮崎牛をおいしく焼くコツその1.フライパン選び
フライパンは鉄製で底が厚いものが適しています。
底に深い溝があるグリルパンもおすすめです!
溝に余分な脂が落ちるので、美味しくヘルシーに焼き上がりますよ。
宮崎牛をおいしく焼くコツその2.常温に戻す
宮崎牛は冷蔵庫から出して常温に戻しておきます。
焼き始める30分~1時間(冬場は2時間)くらい前に出しておくといいですよ。
お肉の中が冷たいと、中まで火が通らなかったり、
焼きムラができて表面を焼き過ぎてしまったりするので、
焼く前に常温に戻しましょう。
宮崎牛をおいしく焼くコツその3.下準備
焼く直前に、塩とコショウを肉の片面に、
均一になるようにふりかけておきましょう。
目で見て触って明らかに硬いすじがある場合だけは、すじ切りをしておきます。
塩・コショウは30cm程度上からふりかけると、均一にかかります。
宮崎牛をおいしく焼くコツその4.強火
フライパンを強火にかけて、十分熱したら牛脂を入れます。
牛脂が溶けて全体にまわったらにんにくのスライスを
適量(1人分で1かけ)を入れて、にんにくの香りを出し、
強火のままで塩・コショウした面を下にして肉を焼きます。
宮崎牛をおいしく焼くコツその5.返すのは1度だけ
こんがりと香ばしい焼き色が付いてきたら、
弱火にして肉汁が浮いてくるのを待ちます。
表面に赤く血のようなものが浮いてくるのが肉汁です。
肉汁が浮いてきたら反すタイミングですので、ひっくり返しましょう。
お肉を何回もひっくり返したり、フライパンに押し付けたり、
むやみに触ると旨みが逃げてしまうので注意してください。
宮崎牛をおいしく焼くコツその6.お好みの焼き加減で
ステーキの焼き加減は、主に次の3種類があります。
お好みの焼き加減に調整して、さまざまな美味しさを楽しみましょう!
レア
肉の表面は焼けていて、中心部は赤みを多く残して暖かい生肉に近い状態。
霜降り系の和牛ではレアを好む人も多いです。
焼き時間…肉を反して10秒ほどでOK
お肉をフライパンに入れたままいつまでも取り出さないと、
余熱ですぐミディアムになってしまうのでご注意を!
ミディアム
中心はピンク色ですが、表面はしっかり焼いているので、
肉汁を閉じ込めるのに向いている焼き方です。
焼き時間…肉を反して約20秒待ちましょう
ウェルダン
中心まで十分火が通っているかの焼き加減ですが、
中心部はほんのりわずかに赤みも残っている状態。
焼き時間…肉を反して約30秒待ちましょう
宮崎牛をおいしく焼くコツその7.温かい料理は温かい器で
最後になりますが、せっかくおいしく焼いたステーキを
冷たい器にのせてしまったら、
急に冷めておいしさが半減してしまいます。
ステーキ鉄板があれば一番なのですが、
ご家庭での場合は器をあらかじめ温めておきましょう。
そのひと手間で、ステーキのおいしさがとても変わってきます。
黒毛和牛の最高峰「宮崎牛」のステーキをご家庭でも!
表面はカリッと、中はジューシーに焼けた宮崎牛のステーキは絶品です。
お店に行かなくても、家で本格的なステーキが食べられるようになったら、
食卓に並ぶ回数も増えるのではないでしょうか。
ただいまリモートワーク応援でお手頃に食べられます!