全国各地のブランド鶏おすすめベスト10
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現在、国内各地でさまざまなブランド鶏が生産されていますが、ここではその中でもおすすめの銘柄を10種類ピックアップしてご紹介していきます。
聞いたことがあるブランド鶏から、知る人ぞ知るブランド鶏まで。
どんな育てられ方をして、どういった料理にぴったりなのかといった点までご覧いただけますので、自宅用に購入することはもちろん、グルメギフト選びの参考にもなります。
ぜひいろいろなブランド鶏をチェックしていってください。
ブランド鶏のおすすめベスト10
○名古屋コーチン
コーチン種という日本古来より存在する在来種を掛け合わせて作られた、愛知県を代表するブランド食材です。
唐揚げなどに適した肉付きのいい鶏で、出汁を取るのにも最適な種類となっています。
また、この名古屋コーチンを使ったスープをベースにしているというラーメン屋も全国には多数あり、各所で評判の良いブランド鶏として有名です。
○天草大王
熊本県のブランド鶏で、一時は絶滅をしていたのですが現在の化学技術を駆使して、以前のようなサイズ感を持った天草大王が復活をしています。
博多の水炊き鍋などにも使われている品種で、特徴はなんといっても大柄な体型。
国内産の鶏としてはトップクラスの大きさを誇るのがこちらの天草大王です。
モモ肉の歯ごたえや弾力は、鶏肉の中では最高峰ともされています。
○比内地鶏
秋田県を代表するブランド食材のひとつがこちらの比内地鶏です。
名古屋コーチンや薩摩地鶏と並んで、日本三大地鶏ともされています。
きりたんぽ鍋の具材やスープの出汁にも使われていて、滋味深いコクと旨味を堪能できるブランド鶏です。
○みやざき地頭鶏
地頭鶏と書いて「じとっこ」と読みます。
鶏肉生産量の多い宮崎県がもっとも力を入れているブランドのひとつで、郷土料理である鶏肉の炭火焼にも使われている品種です。
ストレスフリーな環境で育てられた良質な鶏肉は、臭さもなく食べやすい仕上がりとなっています。
○阿波尾鶏
徳島県のブランド鶏で、出荷数などが急上昇中の品種です。
グルメギフトとしても人気が高く、お取り寄せなどでも上位にランクインすることが多くなっています。
そのままチキンステーキにしてシンプルに食べるのがベストですが、唐揚げやチキンカツといった揚げ物にもぴったりの肉質です。
日本の三大地鶏に並ぶほどの勢いがあるブランド鶏となってきていますので、ぜひ一度は食べてみてください。
○奥久慈しゃも
地鶏の一種で茨城県産のブランド鶏です。
養鶏業界では、茨城県はしゃもの産地として有名な土地であり、奥久慈しゃもはその中でもトップクラスの品質をもつ種類として人気となっています。
通常の鶏より倍以上の期間飼育することで、皮まで美味しい仕上がりを実現しています。
○薩摩地鶏
日本三大地鶏のひとつで、非常に歴史も古いブランド鶏です。
鹿児島県の南部で生産されていて、日本の天然記念物にも指定されている在来種・薩摩鶏を使った品種となっています。
薩摩鶏自体が大型の鶏ということもあり、現在飼育されている薩摩地鶏も比較的大きな体を持っているところが特徴的です。
鍋の具材にしても良い出汁が取れて、非常に旨味の濃い肉質が魅力のひとつに挙げられます。
○骨太有明鶏
抗生物質を使わずに育てられた健康的な佐賀県産ブランド鶏です。
モモ肉はもちろんのこと、ムネ肉や手羽先まで旨味が詰まっていて、どんな料理にもぴったり合う万能型と言えます。
県が尽力しているだけあって、生産から加工・出荷まで一貫した管理体制が整っているため、安心安全な食材として注目をされている品種です。
○伊勢どり
三重県伊勢地方で生産されているブランド鶏で、ヘルシーさが人気の要因となっています。
県内では焼鳥などによく使われている品種でもあり、柔らかな弾力がとても魅力的です。
こちらの伊勢どりは、鶏肉にある臭さというのものがほとんどなく、小さなお子さんでも食べやすい鶏肉としておすすめされています。
○彩の国地鶏タマシャモ
埼玉県産のブランド鶏で、大和シャモ、ニューハンプシャー種、大シャモ、ロードアイランドレッド種の4つの品種を掛け合わせて作られています。
通常50日程度で出荷される若鶏と違い、150日以上もの長期にわたって育てられたタマシャモは、まさに極上の味わいです。
現在、埼玉県を中心に人気が上がってきているブランド鶏ですので、ぜひこの機会に一度お取り寄せなどしてみてはいかがでしょうか。
○サンミート季穣 季じょん 山鶏
「山鶏」は宮崎県日向市、橘香園の細川豪邦さんが飼育しています。元々農場は先祖代々のみかん畑でした。毎年の悩みの種である雑草の対策として、地頭鶏の放飼を始めたのがきっかけです。大きな特徴として、抗生物質等の薬は一切与えていません。
みかんの実を食べるなど、自然由来の栄養分を摂取しており病気になることもほとんどありません。あくまで自然のままに育てることをモットーとしており、その中で健康に育った地鶏は味も格別です。通常の若鶏(ブロイラー)が2ヶ月間鶏舎の中で飼育して出荷されますが、山鶏は飼育期間は概ね雄は4ヶ月、雌は5ヶ月平飼いされており、飼育密度は1m当たり2羽以下に保たれています。当然コストは上がりますが地鶏としてもともと持っている旨みに加え、長期間の放飼いにより肉質の弾力が増します。
(1)柔らかさの中にも適度な歯ごたえあり!
(2)ジューシーな肉質が歯むほどに湧き出る旨み!
(3)ササミやムネ肉などもパサパサしません!鶏の旨み十分!
(4)低脂肪、低カロリーで消化に良い!
おすすめの料理は炭火焼き!
炭火による遠赤外線の効果により、肉の表面を均一に素早く焼き上げて表面を硬化させます。地鶏のうま味成分を内部に閉じ込め逃がしません!香ばしい鶏脂の香りが合わさって、たちばな地鶏の持つ濃い味わいとジューシーさが際立ちます。お酒好きの方には、味のしっかりとした純米酒や芋焼酎と一緒にお召し上がりいただくのがオススメです。
まとめ
全国各地で生産されているブランド鶏を10種類ご紹介してきました。
昔から人気の高い三大地鶏をはじめ、最近になって注目を集めるようになってきた新しいブランド鶏までさまざまな種類を見てきましたが、どれもその味わいはほかの鶏肉と一線を画した仕上がりとなっています。
ぜひ、スーパーや精肉店、旅行先などで見かけた際にはそのこだわりの味わいを体験してみてください。