日本の人気銘柄豚20選!全国にはこんなおいしい豚がいっぱい!

現在、日本では全国各地において多数の銘柄豚が生産されています。

その数は数百にもなるといわれていて、それぞれの生産農家がこだわりを持って飼育しているところが特徴的な部分です。

しかし、あまり豚肉に詳しくない方からすると、「どの銘柄豚が良いのか」といった疑問もあるかと思います。

そこで、ここではそんな銘柄豚の中でも特に人気の高い20種類の豚をセレクトしてご紹介。

さらにそれぞれの銘柄豚の簡単な特徴も添えて見ていきます。

ぜひこちらの内容を自宅用やグルメギフト選びなどの参考にしてみてください。

人気銘柄豚20選まとめ

1十勝野ポーク

北海道十勝産の銘柄豚で、キメが細かく、柔らかい赤身が特徴的です。

また、肉汁が多く非常にジューシーで、さらにしっとりとした脂肪が味わえます。

加熱した時にも肉が硬くならず、冷めても肉の柔らかさが維持されるというのが魅力的な部分です。

2北海道産SPF豚

日本SPF豚協会認定農場が手がけるSPF豚肉です。

豚肉特有の臭みがなく、誰にでも好まれる味わいを実現しています。

3奥入瀬ハーブポーク

青森県産の銘柄豚です。

飼料に4種類のハーブ(ジンジャー、シナモン、ナツメグ、オレガノ)を加えているため、肉自体の香りが抜群の仕上がりとなっています。

また、上品でさっぱりとした脂肪と、噛み応えのある赤身肉が楽しめます。

独自の検査体制を用いて、安心・安全にこだわったハーブが香る豚肉です。

4津軽愛情豚

青森県の特産物であるりんごを使って作られたファイバー入り飼料を与えて育てている銘柄豚です。

脂肪の味があっさりしていて、しつこさがない豚肉です。

通常の豚肉と比較して、コレステロールが低く、ヘルシーな仕上がりが魅力となっています。

5白ゆりポーク

岩手県産の三元豚で、優秀な系統造成豚等を三元交配することによって誕生した銘柄豚です。

健康的に飼育し、肉質にはキメが細かく弾力のある食感を実現しています。

天然のミネラル水を与えることで、舌触りや風味が増した味わいが楽しめる豚肉です。

6南部ピュアポーク

澄んだ空気と水に恵まれた牧場で、徹底した衛生管理のもと育てられた銘柄豚です。

ビタミンEを豊富に含む飼料を与えていて、肉自体の保水性や色に優れています。

7北の杜・桃生ポーク

宮城県を代表する銘柄豚のひとつで、活性酸素を軽減した健康な肉質は、痛みにくく日持ちが良いという特徴があります。

通常の豚肉よりもカルシウムが2倍含まれているというヘルシー豚肉です。

8みちのくもち豚

こちらも宮城県産の銘柄豚で、肉色が美しい艶のあるピンク色をしているところが特徴のひとつ。

また、キメ細かく滑らかな舌触りで、豚の臭さがありません。

つきたてのお餅のような弾力と歯切れの良い柔らかさを感じることができます。

9上州いきいきポーク

銘柄豚やブランド豚を多く生産している群馬県を産地としています。

ハーブのエッセンシャルオイルを飼料に混ぜていることから、獣臭がなく食肉本来の風味が増した仕上がりとなっています。

10上州高原の熟成豚ポルコ&ポルコ

赤城山麓の自然豊かな環境の中で健康的に育てられた、安全で美味しくとてもヘルシーな豚肉です

こちらも群馬県の銘柄豚のひとつとなります。

11房総ポークC

40数名ほどの小規模養豚生産者が集まり、生産を開始したのがこちらの千葉県産「房総ポークC」です。

海草粉末・ビタミンE・動物性原料の未使用など、独自の生産方法を実践しています。

12 TOKYO X

名前の通り東京都産の銘柄豚です。

まるで和牛のような細かく差し込んだ霜降り部分が特徴的で、その味わいは全国でもトップクラスのブラ肉となっています。

13信州ポークみゆき豚

飼料や飼育方法が明確に提示されている長野県産の銘柄豚です。

その生産方法から品質への信頼度が増して、現在とても人気となっています。

14飛騨けんとん・美濃けんとん

ビタミンEが豊富で脂肪の酸化と肉汁の流失が少ないという特徴を持った、岐阜県産の銘柄豚です。

鮮度が高く、とても上質な味わいが楽しめます。

15SPC島根ポーク

日本においては最初にケンボロー種を導入したのが島根県の生産農家です。

それ以来25年間一貫して飼育を行っていて、高い品質を生み出しています。

ケンボロー種の特徴を最も引き出す飼料の開発に取り組んでいる地域でもあり、商品名である「島根ポーク」は商標登録もされています。

16天恵美豚

子豚から肥育中期まで有機酸を添加した独自飼料を与えて育てている、鹿児島県の銘柄豚です。

森や林に住みついている土着微生物「土着菌」を独自に培養して、豚舎の敷料として使用することにより、自然に近い環境を作り出すなどのオリジナル飼育を実践しています。

17南州黒豚

こちらも鹿児島県の銘柄豚で、大麦・さつまいも・ヨモギの発酵物を与えて飼育しています。

とても柔らかな肉質が魅力的で、どんな料理にも合う仕上がりとなっています。

18茶美豚

緑茶粉末とその成分であるカテキン、さらにさつまいもを加えた飼料で育てた銘柄豚です。

普通の飼料で育てた豚肉よりビタミンEが多いというのが特徴のひとつに挙げられます。

19やんばる島豚

独特の味と香りがある沖縄県の銘柄豚です。

豚骨にコクがあり、摂れるダシが濃厚というのも特徴的で、バラ肉はシャブシャブに最適となっています。

20アグー豚

沖縄県のみならず、日本を代表する銘柄豚のひとつがこちらのアグー豚です。

単一の品種によって改良が重ねられ、その肉質はきわめて高く、豚肉の中でもトップクラスの味わいとなっています。

また、通常の豚肉よりもコレステロールの含有量が7割ほどカットされているため、健康にも良い豚肉です。

〇サンミート季穣 山豚

季じょん山豚は、豚の飼育数が全国2位である宮崎県のほぼ中央、特に農業が盛んな地域である児湯郡木城町と川南町で飼育しています。町の喧騒から離れた静かな環境で飼育しており豚へのストレスフリーに繋がります。

また飼料にもこだわり、市販の飼料は使用しておりません。独自に「工コ飼料」の加工会社(宮崎サンエフ)を設立し、トウモロコシや地元産のお米、サツマイモなどを活用した植物性の自家配合飼料を使用することにより、豚肉に甘みが増します。さらに食品工場から出た、パンの耳など加工した飼料(リサイクル飼料)を与え、味、肉質の改善とともに環境にもやさしい豚作りを実践しています。(宮崎大学や宮崎県畜産試験場の研究協力の下)生産者、飼料も限定で「季じょん山豚」は安心安全、高品質な豚肉として、これからも皆様のご期待にお応えします。

(1)さっぱりとした味わい

植物性の飼料にこだわっており栄養価が高くクセのないヘルシーなお肉です。

(2)ジューシーで柔らかい

脂肪が上質で柔らかくしっかり噛み応えのあるお肉です。

(3)オレイン酸、リノール酸、リノレン酸が豊富

児湯郡内の農家と契約し、地元で生産されたお米を飼料に配合。そうすることで豚はオレイン酸の割合が増え、お肉の旨みが増すといわれています。 リノール酸、リノレン酸は植物油の主成分であり、必要とされながら体内で作ることが出来ない必須脂肪酸です。血中コレステロールを下げたり、高血圧を予防する作用があるといわれています。

(4)生産者限定

生産履歴が明確。生産者がはっきりしているため、安全安心で品質も確か。おいしい宮崎県産の豚肉です。

(5)工コ飼料による取り組み

近年、日本をはじめ世界中で食糧廃棄が問題となっています。今でも食糧支援が必要な地域があるにもかかわらず、日本では年間約1700万トンの食糧が廃棄されており、世界有数の食糧廃棄固となっています。「もったいない」精神がありながら、安心安全なものを求める必要があり、本格的な取り組みは行われていません。宮崎サン工フでは、2013年からスーパーやコンビニで、余ったパンや、規格外のサツマイモなどを活用した「工コ飼料」を加工しており、リサイクル事業にも積極的に取り組んでいます。配合飼料の高騰で農家が苦しむ中、工コ飼料により地域農家を助け、「農地を守り育てた豚」としてのブランド化も目指しております。

まとめ

日本の銘柄豚の中から、人気が高い種類をピックアップしてご紹介しました。

どの銘柄豚もお取り寄せなどネットでも購入可能となっていますので、ぜひその味わいを体験してみてください。

通常の豚肉よりもキメ細やかでジューシーな料理が楽しめるはずです。

また、銘柄豚はグルメギフトとしても喜ばれる商品のひとつとなっていますので、お歳暮やお中元、結婚祝いなどの際にも参考にしてみてください。