豚肉の疲労回復・体力増強レシピ
豚肉に多く含まれるビタミンB1は、別名「疲労回復ビタミン」とも呼ばれ、糖質の代謝を促進し、体に溜まった疲労を取り除いてくれる働きがあります。また、皮膚や粘膜の調子を整える役割を持っているため、肌荒れや口内炎ができたときには、ビタミンB1を摂取すると治りが早くなります。激しい運動をする方やお酒を良く飲む方は、ビタミンB1が不足しやすいので、積極的に摂るようにしましょう。
特に、タマネギ、にんにく、なすと一緒に食べると、疲労回復によいとされています。
豚肉のビタミンB1はストレスを感じると尿中に排泄されてしまいます。タマネギやニンニクに含まれるアリル化合物がビタミンB1と結合すると、ビタミンB1単独の時よりも安定して代謝を行うことから、良い食べ合わせだといえます。また、なすと豚肉と合わせることで、ビタミンB1、カリウム、水分がそろうので疲労回復に最適です。
ここでは豚肉の疲労回復に最適な組み合わせのレシピをご紹介します。
◇豚となすの味噌いため
【材料】(2人分)
豚バラ肉・・・100g
なす・・・2本
ピーマン・・・2個
ごま油・・・小さじ1
☆味噌・・・大さじ1
☆酒・・大さじ1
☆砂糖・・・小さじ2
☆しょうゆ・・・大さじ1/2~1
【作り方】
- ☆の調味料を混ぜ合わせておきます。
- 豚バラ肉は、2~3cm長さに切ります。
- なすはガクを落とし、縦に半分に切り、1cm巾の半月切りにします。
- ピーマンは、縦に半分に切りヘタと種を取り、乱切りにします。
- フライパンにごま油を熱し、中火で豚肉をこんがり炒めます。
- 3、4を加え炒め合わせ、全体にしんなり火が通ったら、1を廻し入れ、ざっくり混ぜ合わせてできあがりです。
◇ポークカレー
【材料】(3~4人分)
カレーのルー・・・1/2箱
ジャガイモ・・・1個
玉ねぎ・・・1個
人参・・・1/2本
しめじ・・・1パック
にんにく・・・1片
塩コショウ・・・少々
酒、みりん・・・各大さじ1
豚細切れ肉・・・200g
ご飯
【作り方】
- 豚肉を食べやすくカットし、塩コショウをします。ジャガイモ、にんじん、玉ねぎを食べやすく切ります。
- 熱したフライパンに油を敷き、薄切りしたにんにくと一緒に1としめじを炒めます。
- 全体が炒められたら、塩コショウ・酒・みりんを加え、水(カレーのパッケージに記載の規定量)を加えます。
- 具材が煮えたらルーを溶かし、とろみが付いたらできあがりです。
◇豚肉とねぎのスタミナ丼
【材料】(2人分)
豚バラ薄切り肉・・・200g
長ネギ・・・1本
温かいご飯・・・丼2杯分
☆酒・・・大さじ1
☆しょうゆ・・・小さじ1
☆鶏ガラスープの素・・・小さじ1
☆みりん・・・小さじ1
☆塩、こしょう・・・少々
☆にんにく(すりおろし)・・・小さじ1/3
ごま油・・・小さじ2〜3
卵黄・・・2個
【作り方】
- 長ネギは、斜め薄切りにします。
- フライパンにごま油小さじ1を中火で熱し、豚肉を炒めます。
- 豚肉の色が変わったら長ネギを加えてサッと炒め、合わせた☆の調味料を回し入れます。全体に絡んだら火を止め、残りのごま油をふります。
- 器に温かいご飯を盛り、3を乗せ、卵黄を乗せてできあがりです。