しゃぶしゃぶを100倍美味しく食べる方法

しゃぶしゃぶ

「しゃぶしゃぶ」は牛肉派ですか?豚肉派ですか?

「しゃぶしゃぶ」は子どもから大人まで幅広く人気の鍋料理で、

具材と出汁を準備するだけの簡単メニューだともいえます。

こちらでは、少しの工夫でご家庭での「しゃぶしゃぶ」が

100倍美味しくなる方法をご紹介します。

◇美味しい出汁を準備する

昆布

やはり、出汁を丁寧にとることがしゃぶしゃぶを

美味しく食べるための第1歩です。

基本の昆布だしを作りましょう。

【材料】(2人分)

・水    800ml

・だし昆布 10g

【作り方】

  1. 水で濡らして固く絞った布巾を用意し、
    昆布の表面を軽く拭きます。

※昆布の表面についている白い粉はうま味成分です。
昆布を洗うために水で流してしまうとうま味成分が
一緒に流れてしまうので注意してください。

  1. 鍋に水と昆布を入れ、
    30分ほど浸けておきます。
  2. 鍋を弱火にかけて、鍋底に小さな泡が
    出てくる沸騰直前までゆっくりと加熱します。
  3. 沸騰する直前で火を止め、
    昆布を取り出したら完成です。

【ポイント】

・昆布は「利尻昆布」が最もおすすめです。

・昆布は煮出しすぎるとねばり成分が

溶け出してしまい、だしの風味を損なう

原因になってしまいますので、

沸騰させないでください。

◇野菜は加熱時間を考えて切る

野菜としゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶの定番野菜といえば、白菜や白ネギ、

人参やしいたけなどです。

鍋料理によく使用される白菜は味が染みやすいので

しゃぶしゃぶにも向いています。

白ネギと人参は色味が綺麗で素材の甘みが楽しめます。

しいたけは、入れることでだしが出るので

入れることをおすすめします。

しゃぶしゃぶに使用する野菜は火が通り

やすいように切りましょう。

白菜の葉の部分や長ネギなどは火が通り

やすいので大きめに切り、白菜の茎の部分や

人参など火の通りにくい野菜は薄く切ります。

野菜の種類によって加熱時間にムラが出ないように、

具材に合わせて大きさを変えながら切ることが大切です。

また、豚肉のしゃぶしゃぶならレタスやほうれん草、

牛肉ならごぼうやクレソンなどもおすすめです。

◇鍋はぐつぐつと沸騰させない

しゃぶしゃぶ

しゃぶしゃぶの適温は80℃です。

沸騰していると、お肉のたんぱく質が凝固して

固くパサついてしまうので、ぐつぐつせず、

湯気がたつくらいがちょうどいい温度です。

◇お肉は、1枚1枚丁寧に

早く食べたいからと、一気にお肉を入れてはいけません。

1枚1枚しゃぶしゃぶすることで、お肉の美味しい

タイミングを逃さずに食べましょう。

しゃぶしゃぶ

牛肉であれば2〜3回サッとだしにくぐらせて

ピンク色になれば食べごろです。

豚肉は牛肉よりも長くだしにくぐらせ、

中まで完全に火が通れば食べごろです。

加熱時間を意識することで、

柔らかくしっとりとしたお肉の食感を

味わうことができます。

◇アクはこまめにとる

あく抜き

しゃぶしゃぶをおいしく作るには、

アクをこまめにとるのがポイントです。

アクはお肉や野菜の臭みや苦みなどの

成分が固まったものです。

アクを取らずに放置しておくと雑味が具材に移り、

しゃぶしゃぶ本来の旨みを邪魔してしまうので

気付いたときにこまめに取り除きましょう。

◇タレにこだわる

しゃぶしゃぶのたれ

定番のポン酢たれは具材の旨みをさっぱりと

味わうことができます。

濃厚なごまだれはお肉や野菜に絡んで香り高いコクを

楽しむことができます。

たれはまず、お好みにあわせて準備し、

途中でにひと手間加えて楽しんでください。

☆ポン酢には

・鬼おろし(大根おろし)と万能ねぎ

・わさび

・ごまだれを混ぜる

☆ごまだれには

・卵

・ラー油とおろしにんにく

などがおすすめです。

◇お肉にこだわる

宮崎の牛肉

しゃぶしゃぶの豚肉

やはり、一番大切なお肉はスーパーでなんとなく

良さそうなものを買うよりも、

エサや飼育方法にまでこだわったブランド肉を

取り扱う専門店での購入が、間違いないです。

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